プランテーン料理その1-大学プランテーン-
セントルシアで食べられる主食の一つに料理用バナナのプランテーンがある。
セントルシアに3月末に来て4か月近く、自分で作る米やパスタ中心の料理にも少し飽きてきたので手を出してみた。
中華料理、インド料理からKFCまで様々な料理が入りこんだセントルシアにおいてプランテーンは朝昼晩めちゃくちゃ食べられているというわけでもないが、やっぱりカリブっぽさがあるこの食材を使わないわけにはいかない。
と、いうわけで今回は大学芋ならぬ大学プランテーンを作ってみました。
[材料]
プランテーン:1本
砂糖:大さじ2
サラダ油:大さじ1
水:大さじ1
醤油:小さじ1
これがプランテーン。セントルシアのスーパーでは大体どこでも置いている。
ちなみにスーパーでは青バナナがプランテーンの近くに置いて売られたりしているので初見だと非常にややこしい。
とりあえず皮をむいてみる。
「パキッ」
!?
バナナのようにスルッと向けるかと思ったら皮が割れた!しかも細々と割れる!皮と身の間に入り込んでうまく剝がすのに少し慣れが必要だった。バナナの皮をむくというよりゆで卵の殻をむくのに近い感覚。
ちなみにこのプランテーン、青臭く、生で食べると草を食ってる感じに近い。
皮がむけたらプランテーンを適当な大きさにカット。
次に砂糖、油、水をフライパンで熱し、そこにカットしたプランテーンを加えて弱火で炒める(揚げる?)。
両面に火が通ったくらいで醤油を加える。
プランテーンに絡めたタレが飴っぽくなるまで弱火で炒め続ける。
飴っぽくなったら皿にとって出来上がり。(最後の方は醤油・砂糖がプランテーンに吸われてフライパンには油だけが残っている感じだった。)
プランテーン料理第一作目「大学プランテーン」
食してみる。
味は確かに大学芋っぽい。良くも悪くも想像通りの味だ。
食感は若干固いような感じがした。繊維部分が残ってるかとも思ったが、砂糖がプランテーンに染みて固まったために外皮の固い食べ物になってしまったんではないかと思われた。
正直この調理法、本家のサツマイモには勝てないが味ははまあまあかな?
70/100点